顧問・講師陣・推薦人

■ ニチーナ・シガースクールについて

1999年に発足した、日本初の本格的シガー専門のスクールです。

発足のきっかけとなったのは、まだシガーを知るための情報も、楽しむ場も、ごく少ない頃、フランス料理「レストラン肴屋」のマダム(当シガースクール主催者)が、レストランでシガーをサービスするために、本格的に知識とサービス技術を身につけたいと発起し、自分だけではなく、同じようにシガーを勉強したい同業者がいるはずと考え、料飲関係者を集めての連続セミナー主催の企画をたてたことがきっかけで、それならば続けて学べる場を、ということから、1年カリキュラムのスクールを開くに至りました。

2002年度より、現在の名前に変更し、講師とカリキュラムを一新することになりました。

それまでのゲスト講師の方々や、レストラン業界の諸先輩方々の励まし、協力があってこそ、このシガースクールを継続することになりました。 名前がリニューアルすると同時に、新たなカリキュラムにも編成しました。

体系付けてシガーを基礎から実践まで学べる講義が整い、なんといっても、それまでの間に主催者がキューバに行き来して集めた、現場の生きた情報そのままを伝えることができ、海外の本の翻訳からだけではない、確かな講義が受講生に伝わっているようです。

2002年のリニューアルからは、各分野の専門家(たばこ業界、料飲サービス業界のトップクラス)が、この新カリキュラムの監修、顧問、そして講義をされ、総監修はスクール主催者がおこなっています。
それにより、たばこの営業セミナーではないフェアな立場のカリキュラムとなり、受講生にとって、安心で、より充実した本格的シガースクールとなりました。

その年、スイスのジュネーブに本社があるダビドフの副社長、R.シェーラー氏を講師にお迎えしての特別セミナーも、ニチーナシガースクールで開講できました。

また、キューバ大使ご夫妻を招いてのシガースクール・ファーストパーティーも開催いたしました。


 そして、海外研修。これは毎年実際にキューバに行きます。特別に現地からディプロマを授与できるのも、このスクールならではの特色です。
キューバ共和国大使館、Habanos.S.A.の協力でこの研修ツアーを毎年企画しています。

受講生にとって有意義であるよう、フェアな立場で常に前進し、そして共に探求していくシガースクールです。

■ 主催者ご挨拶


日本には、シガーの文化が根付いていませんでした。だからこそ、このようなシガーを学ぶ場が必要ともいえるのではないか、と思っております。文化を学び、楽しむ。そして、それを楽しむ豊かなお客様に対して、よりよいサービスを行えるプロのための勉強の場。

それこそが、ニチーナ・シガースクールの提供する場であり、信念です。 書物だけの知識は危険だと思います。なぜなら、外国語の専門書を(英語→日本語、スペイン語→日本語)語学の専門家が翻訳するところまでは、正しい翻訳なのですが、ただ、その先のタバコの専門的な部分は、解釈が難しいのです。そこで出版元は、監修者を依頼しますが、日本に葉巻の専門家はいませんから、どこに頼っていいか解らない。そこで結局、ニュアンスが微妙に違った監修のまま流れていることもあります。それが現在(2004年)の日本の葉巻情報の現実だと感じることがあります。

もちろん、先駆的な輸入業者の方々の、これまでの葉巻の消費普及努力は、国内における偉大な貢献であることに違いはありません。敬意を表しております。

そこで、日本において消費が拡大する今こそ、正しい情報と知識を、サービスの立場からカルチャー普及することが必要、というのが当スクールの存在意義となります。

実際に葉巻に関する情報は少ないため、意味合いがずれたまま鵜呑みにしてしまうことは、危険だと実感しています。

それを見抜ける力、それだけに頼らない確かな能力と情報を、貴方も身につけましょう。 是非、当シガースクールで 知識とテイスティング能力、サービステクニックを身につけてください。

あなたこそ、シガーのプロになってください。

ニチーナ・シガースクールでは 毎年キューバで得てくる、常に最新の正しい研修情報をお伝えし、貴方の向上のお手伝いをいたします。私自身、まだまだ勉強をしていきたいからです。一緒に探求しましょう。

そして、最後にひとつ。
ニチーナ・シガースクールは、サービスのプロから、一般の方からは興味を持ち始めた方から愛好家まで、シガーの魅力的な世界へと扉を開く講義から、ブラッシュアップとなる専門の講義まで幅広く、正しい情報と、シガーの魅力を身近に感じる出会いの場を提案しています。

シガーだけではない、さらに広がる豊かな世界。シガーを通して、自然のアロマで癒しのひとときへと、そして仲間との出会い。

単に喫煙することだけではなく、シガーの文化的背景を理解して頂くことが目的のスクールです。決して喫煙を誘発するものではなく、マナーを守ったサービス環境の育成に貢献いたします。 益々のご健康と ご活躍を 応援いたします。

主宰 こんの仁姿

■ カリキュラムの特徴


実際に会ってお話します。実際にシガーも吸います。同じ空間で、顔を見ながら話を聞いていただき、わからないことはその場で質問をお受けします。そして、その場で一緒にシガーを吸うことによって、理解を深めます。「同じ空間」を共有することが大切だと、考えています。

そのため通信講座は行っておりません。顔(表情)を見て、声を聞いて、同じシガーの香りを嗅いで、味わって、同じ空気(温度、湿度など)を感じ取って、というように五感を共有しあわないと、伝えきれない、誤解が生じやすいと、考えるからです。

シガーの認知度が熟するまで、まだまだ通信講座はできないかもしれません。その代わり、受講生である限り(また卒業生に対しても)、責任を持って、授業外の質問などにメールでもお答えしています。

本科は、基本的には半年間(1ヶ月に1回、合計5回講座)ずつのコースがあります。まずはベーシックコースで基礎を覚えていただき、その後、アドバンスコースで実践に役立つ講義をおこないます。

1ヶ月に1回通うことで、次の授業、すなわち1ヵ月後の授業までに、各自が自分の時間でシガーを経験するわけです。多忙な受講生にとってシガーを体験する時間はあまりありません。その1ヶ月間で、実際にシガーバーに通ったり、購入して吸ってみます。

その繰り返しが、確実に受講生に身についていくのです。長いように思うかもしれませんが、シガーを手にするしぐさ、吸い方は、そんなすぐには格好つかないものです。シガーは1本吸うのにも時間がかかるものなのです。それを短時間で、知識もしぐさも、サービス技術も身に着けようなんて、かなりハードですね。

文化も一緒に理解して欲しい、と思っています。ですからこのサイクルを理解して頂きたいと願います。

特に、仕事(サービス業務)の方にとっては、シガーを嗜むお客様は豊かな方が多いはず。そういう方々にサービスをするためには、一朝一夕では 底の浅さがすぐ見抜かれてしまいますものね。落ち着いた優雅でエレガントなサービスが自然に振舞えるように、時間をかけて確実にご自身のものにしていってください。応援いたします。

■ 所在地


事務局/ 
       Tel. 048-835-7707       
       e-mail.mail@nicheena.jp

教室(2007年度)/ 

 ◆東京会場: バー・ランプ(東京・銀座)
         
          他

 ◆大阪会場: レストランバー・フランク (大阪市西区北堀江)
          他 

 

教室(2006年度)/ 

 ◆東京会場: ホテルインターコンチネンタル東京ベイ (東京都港区)
          バー・ランプ(東京・銀座)
          他

 ◆大阪会場: レストランバー・フランク (大阪市西区北堀江)
          帝国ホテル大阪    

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